【JAM TODAY】ゆずジャムレポート
JAM TODAY 新しいフレーバーは「ゆず」を使ったジャムです。有馬カンツリー倶楽部内の3番ホールで採れた柚子を使用してジャムを作りました。今回は、柚子についての紹介やジャム制作の裏側レポートをお届けしたいと思います!
柚子は、生産量・消費量ともに日本が最大で、日本料理の香り付けには欠かせない果物です。原産国は中国で、およそ1300年前には日本に伝わったとされています。成長が遅く、実がつくまでに時間を要するものの、耐寒性が強く、柑橘類に多い病気への耐性も強いため、無農薬栽培が簡単にしやすいのが特徴です。柚子の生産量は、約75%を四国地方が占めています。中でも高知県は年間を通して、比較的温暖な一方、雨によって涼しくなるという、寒暖差のある気候条件が、柚子栽培に適しているそうです。高知県内でも特に柚子の生産地として有名な「馬路村」では、「馬路ずし」という、ゆず果汁を使用したお寿司が昔から食べられているそうです。
柚子は、実だけでなく、皮や香りにも効能・効果がたくさん含まれています。柚子の皮には、実は柚子果汁の約四倍ものビタミンCが含まれています。このビタミンCには、抗酸化作用があり、風邪や病気に対する抵抗力を強める効果があります。また、シミの原因であるメラニン色素の生成を抑えたり、美白効果も期待でき、肌の健康を保つのにもおすすめの果物です。柚子の香りには、気持ちをスッキリさせたり、ストレスを緩和するリラックス効果があります。そのため、アロマや香水などでもよく使用されています。もちろん柚子の実にも効能があり、むくみを防いだり、血流を促進して肩こり改善や冷えの改善が期待できます。
柚子の代表的な使い方といえば「ゆず風呂」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?有馬カンツリー倶楽部のお風呂でも実施している「ゆず風呂」ですが、江戸時代ごろから始まったと言われています。香りが良く、お風呂でのリラックスタイムがさらに良くなることはもちろん、血行促進の効能から、身体を芯から温めてくれる効果もあります。また、ゆず湯は肌にも良いとされています。まさに、ゆず風呂は柚子の効能を一気に摂れる使い方とも言えます。江戸時代から長く続く風習であることに納得できますね。
有馬カンツリー倶楽部では、3番ホール沿いに柚子の木が立ち並んでいます。柚子の木には「いばら」があり、ゴルフ場敷地外周沿いにたくさん植樹をすることで不審者の侵入防止にも役立っています。柚子の木にたくさんなった実は、ゴルファーのお客様にも好評で、中には収穫用のハサミを持って来て、収穫される方もいらっしゃいます。お客様が収穫されなかったり、鳥の被害に合わなかった、高い場所に残った柚子を収穫して、JAMTODAYのゆずジャムを制作しています。柚子の実の収穫時期が年末になるため、ゴルフ場の繁忙期とも重なり、収穫が間に合わず、上の方までは取りきれないこともあります。今年も、たくさんの柚子の実がなりましたが、全部収穫することは出来ませんでした。
収穫した柚子は綺麗に洗ってから、半分に切って果実を取り出します。中身をくり抜いて残った皮は、柔らかくするために、2、3日間水に浸しておきます。水に浸して柔らかくなった皮をさらに湯掻いてから、刻みます。空気に触れてしまうと、酸化が早くなってしまうため、刻んだあとはすぐに鍋に入れて、素早くグラニュー糖とブランデーを入れて、煮立たせます。
出来たジャムを瓶に詰めて、ラッピングして完成です!風邪予防にも、身体を温めるにも効果的な柚子を使用したゆずジャムは、まさに冬にぴったり。毎日食べて健康で過ごしたいですね。有馬カンツリー倶楽部で採れた柚子を使用した「ゆずジャム」是非この機会にお召し上がりください。
こちらのジャムを使用したアレンジレシピも随時更新予定です。そちらも併わせてお楽しみください!
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